漏斗胸の中学生
漏斗胸の中学生の治療をしております。
小学生のころより頭痛が頻繁に起きているそうです。喘息が激しかったようですが、いま中学生になりおさまってるそうです。
頭痛がひどくて、との事でしたが、よくお話を聞くと、漏斗胸ということで、身体の詳細の診断をすることにいたしました。
背骨を中心に診ると、脊柱起立筋がかなり張ってます。足首などの可動と静止位置での向きが問題です。首の負担をかけている枕を使っているようでした。猫背を作り出している生活環境も関係しています。
肋骨の歪みがあり、漏斗胸ということで、ブレスを、しているようでした。
足の動き、脚の可動、股関節を中心に筋肉の動きに無理が起きるため、仙骨から頚椎までの間で、蛇行する歪みのある筋肉の動かし方を学習してしまっているようでした。
頭痛はもとより、漏斗胸を治療する上で、脚の動きは大変重要です。
身体の歪み、体感を治すには、脊椎や肋骨の、歪みだけを診て治療するのではなく、人間は二足歩行をする生き物だという視点で治療にあたらないといけません。
13歳ということで、遅いということはありません。子どもの成長と共に、早く良くなるように、治療と自宅での治療指導をしながら、進めていきたいと考えております。