わたしの手と指は研ぎ澄まされたセンサーです。
ヨクナルの良くなる治療は理論や診断も特徴的ですが、1番はヨクナルの手の指でしょうか。
20年もの治療で何十万人もの人の体に触れてます。
その手の指は敏感に筋肉の細部の動きを読み取れるようになってます。
20年前の新人の頃は、脈もわからないし、腕を動かし関節部位と筋肉の可動範囲を感じることもできませんでした。
治療経験を重ねて師匠の指導を仰ぎ、5年目位でしょうか。
今振り返ると少し感触というものを捉えた気になってました頃があります。でも今言えます。違うんですよ。全然。全く。
8年目。
あっ!と視界が開けた時が起きました。
触って、触れてる感触か研ぎ澄まされてるんでよね。
15年目。
勝手に手が動き、指が触れると、筋肉の動きが読めてしまうようになりました。この時50歳。ある特定の部位の動きを観ると、触らなくても診断がつくようになりました。
人の体に触れて治療する良くなるの方法は、筋肉を揉んだり、体に衝撃を与えたりしていた治療法であったのならば、指先が研ぎ澄まされセンサーのようにはなる事は無かったとおもいます。
研修生の頃、師匠の治療の様子を観ていて、触って私らもわかるようになるんでしょうか?と質問した事がありました。
毎日人の体に、考えなら診断して触れる事で、10年後くらいにはわかるようになれます。とおっしゃいました。
触れて筋肉の動きが読めるようななると、診断能力も格段と向上します。つまり、治すのに、治るのに、治るのが早くなるということです。
治療家は熟練度の高い職人技が技ではない受身の無の境地が育つのだとおもいます。力では身体は治りません。悪くなったのは自らの何らかの原因と理由があるのです。
早く、原因をみつけ、理由を解き明かしましょう。早く良くなります。