症例チラシみておもったこと
かなり古いチラシが出てきました。
2001年頃に新聞折込やポスティングで使っていたものですね。
この方のことは症状共に良く覚えております。
今の清水区上力町に治療所を構えていた頃です。
杖を着いてとあるが、ほぼ息子さんがおんぶして来院されました。チラシなので無難に紹介しております。私の所に来るまでに相当ひどい目にあっていました。
来られた時の状態は、全身痺れる。自力で歩行できない。体全身が痛くてどこが痛いかわからない。痛くて眠れない。睡眠も取れない状態でした。
これまでに、針を1週間に1度されてたようで、針に電気を掛けていたそうです。それが3日に1度の針を刺して針に電気を掛けることをしていたらいです。カエルの実験じゃーなのに、なんてひどいことをする鍼灸師が居るのだとおもいました。
動けなくなったら、放り出すとはなんたることか!ですよ。
16年か17年前のことで、なんども治療を行いました。わたしの治療法も当時と今と治療技術と技量は格段に上がっているので、もしかなり重い症状の方でも、チラシに載せたほどの治療日数は掛からないです。
タイムマシーンがあったら、その当時のわたしにもっと早く良くなる方法教えたくなります。そしたら、現代のわたしはどうなっていたのでしょうか!
なんて、おもってしまいます。
当時の苦労と経験があって、現代の自分がいるのですね。
診断あっての治療法は今も変わりは有りません。