【ひざが痛い】子どもと高齢者では治し方が違います。
ひざが痛いひとの治療施術は子どもと高齢者てまは同じひざが痛くても手法は全くちがいます。しかしわたしが行っている様子をみても違いの差はわからないでしょう。
先日、
運動をしていて走れなくなった12歳の子が治療を受けにきました。屈伸動作もできません。立位から座位への動作でイスに腰掛けると身体がよろけます。
足の運びを見るのに、親御さんと共に足踏みテストをしてみました。目をつぶって同じ所で足踏みをするのです。すると、前進してしまいます。親子でおかしな苦笑いです。
いままで、しっかり身体の状態を見てもらったことがないそうです。おおくの治療院では身体バランスなどはみれませんので、仕方ありません。ここに来てラッキーだったとおもいます。
何故?同じところで留まり足踏みができなずに、前進してしめうのか?足運びが悪いのか?
原因は体幹が整ってないのと、重心位置が悪いのと、身体の歪みです。
歪み各所に現れている状態を診ます。
頭部が左右どちらかに向いている。
首(頸椎)の蛇行した歪みがある。ねじれ等。
肩の位置、肩甲骨の開ぐわい。
肋骨の向きと位置。
骨盤の歪み。と開方向や閉じ方向。
座骨の位置。
背骨の生理湾曲というS字の有無。
筋肉の硬直状態と柔軟性。
腕や肘、手首の可動範囲。
脚の可動範囲。
膝の可動範囲。
足首の可動範囲。
足の指の動き。
土踏まずの筋肉の動き。
かかとの向き。
その他ありますが、ざっとこれを瞬時に診ます。動きを1分でみます。長い時間掛けると、体の状態が変わるからです。
それで、治療にはいります。
体幹を正常な位置に戻す治療を行います。短時間に原因箇所の問題を取り除くと、痛みは無くなります。
一番肝心な事は、不自然な状態になったのはどんな経緯でなったかです。それを紐解くと完全に治ります。
足の指を使ってないとどうなるか、下駄を履いて体験してもらいました。
二種類の下駄を履いてもらいました。
履くとどうなるか?
もちろん治療はおわって、走っても痛くない状態です。屈伸もできます。アレだけ痛かったのに、本当に?と親御さんは驚いましたが痛みは1度で解決出来るのです。
ひざの痛みの解決に治療することだけでなく、日常でのケアする対処法が重要です。どちらか一方だけではダメなんです。
さて、下駄の話。
駒下駄
桐の白木の二本歯のです。
右近下駄
底がカーブしてる履きやすいと形状のです。最近はゴム板が貼ってましてカランコロン音がしないようになってますね。
先ず最初に、右近下駄を履いてもらいます。
草履に近いし履いても少し違和感を感じる程度のようです。
駒下駄
こちらを履くと、歩けません。
バランスを保てないのです。
立つのもよろけてしまいます。
二本の歯の高さがあるのわで、歩行するとき段差があり、前へ進むに上手く脚が運べません。歩行後に静止して立つと後方へグラつきます。
一本歯の天狗下駄など履いたら、立てないと、いう状態が推測できます。
このように、身体バランスが悪い人は足の指先から足首の位置までが関係します。
走れることがあるうれしいようすが後ろ姿でもわかります。
子どもに自由に元気に走ってもらいたいですよね。
追伸
お子さんが水泳してるとき、親御ご家族が見て。
泳ぎ方がなんか?へんだぞ!とおもったら、その感は正解だとおもいます。
早めになにがおかしいか知ると、健やかに成長できるとおもいます。
下駄について触れた記事
http://yokunaru.hatenablog.com/entry/2017/08/01/093909
http://yokunaru.hatenablog.com/entry/2017/07/29/083322