打撲や打ち身の痛みの取り方
「左の肩と左の大腿部が痛い」と傷めたとその日に電話頂きました。
自転車のペダルに、足がペダルの間に足先が挟まり立ち止まれず左側に倒れ込むようにバターンと転倒してしまったそうです。
レントゲンやCT検査で骨折は無かったようです。
その日の晩に、私どもに痛いので見て下さいということになりました。
地面に倒れて左肩、左側大腿部が痛くて、腕は挙げずらい、歩きずらい。という状態でなんとか歩ける様になりたいという事でした。腕は上がらなくても指が動けば仕事に支障が無いということでしょうか。
まずは、大きな広い治療台に寝て頂き、身体の可動範囲を調べて、骨格に沿った筋肉と歪んでる身体の位置を把握してから治療を始めます。
打撲や打ち身の痛みの場合、ヨクナルメソッドとしての独特なやり方があります。
体幹のねじれをみて治します。むやみに直接患部を触ることを最初にしません。これは患部の受けた衝撃の痛みは後でスグに痛みが取れるからです。
体幹の歪み、捻れてる方向を見極めて筋肉の可動を拡げます。
今回の場合は、うつ伏せに寝てもらうと、両肩から背中が隆起してる様な感じで、背骨も盛り上がってましたので、平らな両肩と背中になる様に治します。
股関節や脚から足首に掛けても一方向に歪んでましたので、それも治します。
すると、体にたくさん触れなくても、時間の経過ともに歪みが取れてきます。そして、四つ這い姿勢と原位姿勢とナデール治療法を合わせ行うことで、腕も上がるようになり、歩けるようになります。
仕上げは最後に違和感を感じる筋肉部位、左側の大腿部付近。ここはそっとふれる感じで動かしながらで痛みは無くなります。
揉み返しもなく。転倒しての打撲の痛み、打ち身の痛みは解決するのです。
お試し下さいと言いたいのですが、言葉で手加減など伝えられないので残念です。