緊張している筋肉を伸ばす
ココの骨のところが痛いとよく訴えて治療に来られます。
骨が痛みを感じることはないのですが、世間では人に説明しやすいからココの骨の所が痛いというのでしょうね。
神経痛といわれるのは椎間板付近から延びている神経圧迫なども含めて骨は痛みを起こしてません。骨は痛くないのです。
では、どのようにするのか!
痛みの原因箇所を特定(診断手法の事になります)できると、関係する筋肉部位が、過度に筋肉が緊張して筋肉が縮んでいて伸びない箇所が痛みの箇所原因である場合があります。
それと普通に柔軟性を持ち動かせる筋肉部位があります。
これらが伸びる縮めるの筋肉動作とのバランス(ここでは筋肉繊維束で伸びる筋肉と縮んでしまった筋肉のことです)が崩れることから末梢神経を含め神経を圧迫したりの引っ張られたりして痛みが起きます。
痛みの解決には、鞘に納まっている神経に対して圧迫させない状態になれば痛みは収まります。
痛みを感じることは神経系統から筋肉部位や組織は生きているということです。神経が生きてい限り痛みはとれます。
体がかなり歪んでいても痛みもなく感じないで可動範囲が狭い方がおります。その方は神経系統の圧迫を逃れているだけです。そういう方は希におります。痛くなくてもたいへんな問題ある体です。長い年月を掛けて筋肉が縮んでしまうと痛みも感じず歪んだ身体になります。
さて、筋肉の柔軟性。
硬い、軟らかい。柔らかい。
筋肉が硬い。
筋肉のエレメント、筋肉繊維の束が緊張して縮んでいる状態です。束の1部が緊張して縮んでると、問題が起きます。
筋肉が軟らかい。
ここでは、『軟らかい』と『柔らかい』をわけて考えたいと思います。『軟らかい』は、筋肉繊維が痩せて落ちてる状態です。この時に揉みほぐすと反動が強くでて激痛がでます。『柔らかい』は筋肉繊維が伸びて縮む幅があるという状態です。年齢的には若い人であったり運動をしている方の筋肉です。この方には揉んでも揉み返しが出ても耐えられるので、なんとかなります。
筋肉が「もみほぐし」して耐えられるのはある程度、筋肉が鍛えられてる状態である場合は「揉み返し」で済みます。それ以外はかなりのダメージをあたえます。揉み返しだけで収まらないこともあります。施術スル側も受ける側も注意したいですね。
きょうは、筋肉の状態について紹介してみました。